母親が事故のフラッシュバックでうつ病に…

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交通事故のフラッシュバックでうつ病に…

 

5年以上前のある日、地元を運転中に交通事故に遭いました。

 

 

 

停車中に後続車が前方不注意で衝突となり、母は、むち打ち症と診断されて通院する事になりました。

 

 

 

事故後は運転する気力も無く、事故の事が度々思い出される、フラッシュバック現象に悩まされる事になりました。

 

 

 

次第に気持ちも落ち込んでいき、食欲もなくなり始めたので内科を訪ねると、精神科を案内されて、「うつ病」と診断されました。

 

 

 

うつ病になると、日本の場合は大量の薬を投与される傾向にあります。

 

 

 

うつ病の薬を大量に飲んでる状態を、継続的に続ける事で完治したケースを、私は聞いた事があり
ません。

 

 

 

他の事を考えなくても良い状態にはなるそうですが、沢山の投与で体に掛かる負担が大きく、意識朦朧としている状態だそうです。

 

 

 

「うつ」を認め上手く付き合う

 

心配なのは体だけではなく、治療代も多く必要となりますので、症状が重い方はカウンセリングを行う事をお勧めします。

 

 

 

心の状態を知っておくのは、決して悪い事ではありません。

 

 

 

しばらくは医者の言う通りに薬を服用し、無気力状態を脱出する事が先決ですが、間違っても自分自身で治ったと判断してはいけません。

 

 

 

私は再発した人を多く知っています。

 

 

 

心の病は骨折等の目に見えて回復するという事には当てはまらない為、判断基準が難しいとも言えます。

 

 

 

「うつ」と上手く付き合う方法は、一旦それを認める事からなのかもしれません。

 

 

 

その上で、どう対応していくかを考えていく事が重要だった気がします。

 

 

 

自分は、そうではないんだと拒絶している内は、病気が回復に向かう事はしないとも話してい
ました。

 

 

 

『何か出来る』状態を

 

仕事復帰は出来なくても、感情の起伏が少ない状態で、会話がある程度出来るようになれば、”趣味の時間を設ける”事をお勧めします。

 

 

 

会社勤めで仕事に追われていた人は、特にこの趣味の時間を大切にする事をお勧めします。

 

 

 

読書だったり、編み物、ジグゾーパズルや花を育てるのも良いと思います。

 

 

 

昔クリア出来なかったゲームにトライでも、プラモデルでも何でもOKです。

 

 

 

うつ病によって無気力だった状態から、『何か出来る』状態を、些細な事でも良いので挑戦してみるのが、自信を取り戻す第一歩だと感じました。

 

 

 

母の話し相手

 

私は事故後、毎週末に実家へ訪れて母の話し相手をしました。

 

 

 

その時に注意した点は相手の話をトコトン聞く事でした。

 

 

 

こちらは相槌がメインです。

 

 

 

これらは誰かに教わった訳では無く、自分が逆の立場だったら話を沢山聞いて欲しいと想ったからです。

 

 

 

そうする事で、自分は一人では無いんだと気付きますし、絶望を感じにくくもなります。

 

 

 

好きなものを食べると幸福感が増す!?

 

訪ねる時は、母が好きだった好物を持って行きました。

 

 

 

特に高価な物ではなくて、蒸しパンだったり、美味しいと感じる、食べた事の無いスーパーでのお弁当や、お惣菜を毎回、持って行きました。

 

 

 

好きな物を食べていると幸福感が増えて行くので、会話も弾みます。

 

 

 

特に私の家の近所のスーパーのお弁当の美味しさには、かなり驚いたようで「これ、美味しいね! ありがとう」と言われました。

 

 

 

思いやりと希望

 

治療の根源となるのは相手への思いやりが重要なんです。

 

 

 

間違っても早く良くなって欲しいなどの言葉は避けて下さい。

 

 

 

相手への強烈なプレッシャーとなるので、病気が悪化する恐れがあります。

 

 

 

こちらから(第三者)仕事復帰を促すのも良くありません。

 

 

 

あくまでも本人の意思で、徐々にそうなるように補助する役目をするのが、最大のポイントだと思っていま
す。

 

 

 

明確に治ったと判断できる病気では無いので、長期治療が必要となりますが、希望を持って家族や友人と接していく中で、心の傷を癒して欲しいと思っております。

 

 

 

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