「カウンセリング方法」と「薬物療法」
症状の原因が判明してからというもの、心療内科に通い始める際に、一般的に最初に選ばなくてはいけない治療方法として、「カウンセリング方法」または「薬物療法」があります。
実際に私が選択したのは、「薬物療法」になります。
しかし、この治療法を行うには、絶対というほど守らなければいけないことがあります。
それは、風邪をひいたときにもらう薬(抗生物質を除く)のように、途中で投薬を止めてはいけないということです。
止めてしまうと、副作用により、今まで以上にきつい症状が、現れてしまうまことがあるからです。
薬物療法で必要なこと
この話を心療内科のお医者さんに聞いたときに、今までよく風邪をひいて処方された薬を、最後まで服用できた試しがありませんでした。
そのため、お医者さんに、薬を、自分自身が本当にやりきれるかどうかわからない状態でした。
治療が開始し始められ、最初は少量の朝昼晩の食後に服用する薬と、もしかしたらまた症状が起こるかもしれないというのを、自分自身で予期した際に投薬する頓服薬の、2種類での治療が開始され始めました。
病院で行うものとして、2週間に1回の通院と、4か月に1度ある、血液検査を行っていました(最初の通院の際には、カウンセリング前のアンケートと血液検査は必須になります)。
こちらの血液検査を行う目的としては、薬物療法を行っているという理由から、血液検査が特に必要になります。
薬の服用量が増えていくにつれて…
日が経つと、今まで少量しか服用していなかった薬の容量は、1/4錠から1/2錠へと量が増えていきました(最終的には、1錠服用までなりました。また、治療開始当初から服用していた頓服薬については、最後まで容量が変わっていません。)。
薬の服用量が増えていくにつれて、恐れてしまうことがあります。
薬物治療の際に発症する副作用です。
「仕事中に強い眠気に襲われてしまい、仕事どころではなくなってしまう点」になります。
それに加え、頓服薬を飲んでいる理由もあり、定時まで仕事をするということ自体が、辛い状況になっていきました。
頓服薬とはいえど、当初は、悪い時は1日に2回、少ない場合は、2日に1回の割合で服用していました。
投薬の量が減ってきた
そのような時期も、終わりを告げ始めました。
投薬の量が、すぐにではありませんが、徐々に1錠→1/2錠→1/4錠へと減っていったのです。
現在では、約2年間の投薬生活を経て、投薬の必要はないレベルまでにいきました。
最初に始めた際は、薬物依存等の危険性を心配しました。
ですが、現在では本当にこの薬を服用しないといけない不安は、一切ありません。