「お前のせいで…」「お前のせいで…」そして私は崩れ落ちた

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過呼吸

 

うつの兆候が出るようになったのは、前職での繁忙期で、持っている仕事が終わらず、更に受付の仕事もしていたので両立ができず、思うようにいかなくて苦しんで、過呼吸を起こしてしまってからでした。

 

 

 

過呼吸を起こしてから、上司や同僚など周りの目が厳しくなり、私のやることに対して、されるように感じました。

 

 

 

それから、上を向くことができなくなり、上を向いたときに、目の前の同僚や目線の先に見える上司の姿に恐怖を感じ、苦しくなりました。

 

 

 

他の人から話しかけられたときに、怒られたと思い込んで、「ごめんなさい」と何度も謝ってしまったり、話すときも震えが止まらず、うまく伝達事項も伝えられませんでした。

 

 

 

自分で考えて仕事をすることもできなくなり、座っているだけでも苦痛に感じました。

 

 

 

自分に苛立ちバランスが崩れる

 

座っているだけで何もできない自分に苛立ち、ですが仕事をする自信が無い自分にも更に苛立ち、心と身体のバランスが崩れっぱなしな日々でした。

 

 

 

繁忙期も過ぎたので、自分も周囲も業務量が少なくなり、残業無しでも帰れる日々も増えましたが、仕事が無いと、自分が認めてもらっていないから、自分がダメだから仕事が回ってこないと思い込み、何もしたくないのに、何かをしないと落ち着かないような、とにかくおかしかったのは事実です。

 

 

 

これをやって欲しいと、指示書を作ってくれることもありましたが、その指示書通りにできないことも多く、焦りと苛立ちから過呼吸を起こす頻度も増え、上司や同僚も、「おいおい、またかよ」といった雰囲気を感じ、余計に苦しくなりました。

 

 

 

言葉では「大丈夫」と言ってくれても、迷惑に思っているんだろうなと思ってしまうと、何も答えられなくなり、職場に来ても挨拶もできず、ただ座って黙っていることが増え、自宅に帰っても気持ちが切り替えられず、睡眠薬を飲んでも眠れず、一睡もできない状態で出勤し、仕事に取り組むこともできなくなりました。

 

 

 

「お前のせいで…」

 

しびれを切らしたのか、上司と産業医の方が面談を行ってくれましたが、上司達が私に対して思っていることをぶつけられただけでした。

 

 

 

「お前のせいでみんなが苦しんでいる」、「お前のせいでみんなが体調悪い」と、「お前のせい」と言われ続けて、涙が流れて止まりませんでした。

 

 

 

そんな中でも上司は、「お前の存在が怖い」と言われ、ますます恐怖感が強くなり、職場で働くことが困難になり、出勤もできなくなりました。

 

 

 

自分のせいで苦しんでいる、迷惑をかけていることは、十分に分かっているのにという気持ちと、何もできない自分の不甲斐なさに、悔しい気持ちでいっぱいになりました。

 

 

 

自分のせいと思い込んでしまうクセが、どんどん酷くなってしまったことで、結果としてうつに繋がってしまいました。

 

 

 

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