上司の方からの「辞めるかどうするかはっきりして欲しい」 今となっては…

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「辞めるかどうするか、はっきりして欲しい」

 

直近で働いていた職場で「うつ」になり、病院の診断書を提出したところ、上司の方から、「辞めるかどうするかはっきりして欲しい」と言われて、辞めることになりました。

 

 

 

自分で決めたこととは言え、その場ですぐに、結論を出さなくてはいけない状況にとても悔しく、追い出されたような気持ちになり、退職してからもずっと、「あんな風に言わなくても」という思いが頭の中でずっとグルグル回っていて、何も前に進めない状態が続きました。

 

 

 

そうした気持ちが1年くらい続いてしまい、新しい就職先を探す気力も無く、前職での辛いことや、上司から言われた言葉を気にしていました。

 

 

 

退職してから、病院のカウセリングを、月に1回から2回くらい行っていましたが、どうしても前職のことばかり話してしまい、ネガティブな内容しかお話できませんでした。

 

 

 

言葉の意味を考えてみた

 

ですが、ここ最近は、上司から言われた、「辞めるかはっきりして欲しい」といった言葉の意味を、考えられるようになりました。

 

 

 

言い方に対しては、今でも正直キツイと思っていますが、辞めるか決断をすることで、お互いの気持ちが楽になるのでは、と上司は考えていたのかなと、今では思っています。

 

 

 

いらないものを追い出そうという、悪魔な思考の持ち主という人物像が印象に残ってしまい、一生恨んでやるという気持ちもありましたが、「辞めるかどうするか決めて欲しい」という上司の言葉の中には、追い出そうという気持ちも、多少は込められていたとは思いますが、今のままでは変わることはできない、新しい場所で、自分らしくいられるところがあるのでは、という気持ちもあったのかなと、考えられるようになったら、憎しみの気持ちを感じることが、少なくなりました。

 

 

 

今では、辞めることを決断して、良かったと思えることもあります。

 

 

 

辞めた方が良かったのかも…

 

恥ずかしい姿や、嫌な姿を、沢山さらけ出してしまい、周囲には迷惑をかけたまま、退職をすることになることに、抵抗を感じていましたが、その状態で、もし続けたとしても、上手くできる自信もありませんでしたし、挽回できる自信もなく、また周囲から、腫れ物に触るような扱いを受けることが辛かったので、そうした思いをして続けるよりも、辞めた方が良かったのかもと思えるようになりました。

 

 

 

本当は、しばらく自分で考えてから、退職するかどうかを決めたかったですが、考えたところで、辞めたいと言う気持ちは、変わらなかっただろうから、すぐに辞めたことで、スムーズに退職ができました。

 

 

 

もし、しばらく考えてから、退職することになったら、「結局辞めるんじゃん」って思われた状態で、辞めることになっていただろうから、その場で辞めると決断したことは、マイナスなことではないと今では思います。

 

 

 

職場によっても、うつになってしまった方に対しての、対処方法は違ってきますが、私がいた職場は、うつに対しての、偏見が多いところだったので、結果的に辞めて良かったです。

 

 

 

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