他人には判りにくい
うつ病の悩みは、うつ病の辛さや病状が、他人には判りにくいことです。
これが、風邪や骨折ならば他人から見て判るのですが、うつ病は他人から見ても普通に見えます。
そのためうつ病の患者は、療養していても、他人から見ると楽に生きているように勘違いされがちです。
そして、うつ病は楽をしていると感じる他人からは、うつ病の辛さが解らないので、辛く当たられがちです。
例えば、私は仕事に関する人間関係からうつ病になり、仕事自体が怖くなり、仕事のことを考えると眠れず、辛い思いをしています。
しかし、他人にこのことを言った時に言われたのは、「仕事で上手くやれれば眠れるのではないか」と言う、心無き一言でした。
うつ病は病気じゃない!?
私は、仕事に関する人間関係から仕事をするのが怖くてしょうがなくて、仕事のことを考えると眠れなくて、辛い思いをしているにも関わらず、「仕事を上手くこなせばうつ病を克服出来る」と言うほど軽く見ていることに驚きました。
それ以来、主治医とカウンセラーの方としか、うつ病の症状について話さないことにしています。
なぜなら、多くの人は、うつ病は病気と言う認識がないからです。
むしろ、新型うつ病の、うつ病に見えなく、苦しそうにも見えない症状の方が知られていることが多いためか、楽をしているか、ずるをしていると思っている人が多くいます。
この偏見を直さない限りうつ病による自殺は防げないと思います。
主治医の言うことを聞く
さて、うつ病に対する対処法ですがこれは到って簡単です。
主治医の言うことを聞くことです。
そして、主治医が出した薬を飲む、これにつきます。
ここで、1番NGなのは、民間療法や気分の問題だと片付けないことです。
また、主治医の療法に疑問を持った時は、セカンドオピニオンをつかったり、主治医と徹底的に話して、疑問を疑問のままに放置しないことが大事です。
他人には解らない辛い病気
このように、身近な人に判ってもらわなくても、理解をしている人をつくること。
そして、一緒に闘ってくれる人をつくるよう心掛けることで、心が楽になります。
以上のように、うつ病は他人には解らない辛い病気です。
しかし、うつ病を解ってくれる人や、キチッとした療法で対処すれば、克服出来る病気です。
ただ、この病気に対するキチッとした情報が開示されていないため、多くの偏見や勘違いから、苦労している人がいるのも事実です。
辛くても死んではダメ
この稚拙な拙い文章で、うつ病について知ってもらえることを切に願います。
そして、うつ病の人達に言います。
辛くても死んではダメです。
死は逃げだけでなく、多くの人を悲しみに突き落とします。
これは、私と同じうつ病で苦しみ自殺した友人を見て思ったことです。
どうか、辛くても死ぬことだけは考えないでください。