好きでうつになった訳じゃ無い! せめて家族だけは受け入れてほしい

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家族からの言葉に苦しむ

 

うつになった際に職場から「退職するか、続けるかハッキリして欲しい」と言われて退職することになり、職場の方からの冷たい視線や雰囲気からは逃れることはできましたが、実家にいたので、家族からの言葉に苦しむことになりました。

 

 

 

もともと、仕事を辞めることに対してや、うつに対して偏見がある親なので、「うつになるなんて、うちの家系にそういった人は一人もいない」、「あなたと同い年の人は仕事も頑張っているし、結婚して子供を育てている人もいる」、「そんなことができないなんて、どうかしてる」という内容を、ほぼ毎日聞かされました。

 

 

 

かといって、家を出られる財力はないので、このまま実家にいるしかないと思うと、凄く辛かったのを思い出します。

 

 

 

今でも、うつに対して理解はないけれど、そういう人もいるというのは分かっているみたいです。

 

 

 

親の気持ち、親の態度

 

職場の方とは、辞めれば縁を切ることもできるし、会う事は殆どありませんが、家族は毎日目を合わせるので、それが嫌で、ご飯も自分で買ったのを食べたりして、家にいても居心地が悪く感じるようになり、夜出歩くことも増えてしまい、仕事している時よりも、お金を使う事も増えてしまいました。

 

 

 

家族からの理解がもらえないと、こんなに辛いものなのかと悲しくなりました。

 

 

 

いくら家族であっても、うつに対して理解を示してくれなれば、他人と同じくらい冷たいものと感じました。

 

 

 

自分の子供がうつなんて信じられない、という気持ちもあったのかなと、今では思えますが、うつに対して理解がないのは、正直辛く苦しいものでした。

 

 

 

仕事を辞めてしまったこと、うつになってしまったことは、自分達の中では想定外だっただろうし、自分の身内にうつになってしまう人はいないと思っていたのかもしれません。

 

 

 

好きでうつになった訳じゃ無い

 

私自身も、仕事を辞めても、すぐに新しいところを探せると思っていましたし、退職すれば、自然と気持ちが切り替わるものと思っていましたが、心身のダメージが本当に凄いもので、仕事を探す気力もなく、家にいても外にいても居場所がなく、仕事を辞めても辛い日々でした。

 

 

 

家族の理解があればって思うことは正直あります。

 

 

 

うつを受け入れたくない気持ちや、うつになってしまうような弱い人間に育てたつもりはない、というのが両親の本心だったと思います。

 

 

 

私も正直、うつになってしまう人は、弱い人間と言う偏見がありましたし、自分自身も弱い人間だと思っています。

 

 

 

しかし、好きでうつになった訳では無いし、うつになってしまうこともあるというのは理解して欲しかったです。

 

 

 

今はそれなりに親子関係は回復しましたが、うつになってからは、どうしても本心で話せない自分がいるのも事実です。

 

 

 

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