電車に乗れない… 電車に乗ると… 電車に乗れなくても…

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電車に乗れない

 

うつになってから、電車に乗れなくなりました。

 

 

 

今でも、電車に乗るのに恐怖感があります。

 

 

 

ここ1年は、電車に乗らずに生活をしている状態で、新しい仕事を探す条件として、まず電車に乗らないで行けるかということを重視してしまいます。

 

 

 

電車に乗ると息苦しさを感じ、ドアが閉まると降りたくなってしまい、息が乱れてしまうことも多々ありました。

 

 

 

なので、通勤時も途中で下車して遅刻しないように、1時間くらい早い電車に乗って通勤をしていたり、どうしても苦しいときは、自宅の最寄り駅から電車に乗れず、そのまま1日過ごしてしまうこともありました。

 

 

 

電車に乗ると…

 

遅刻しないように電車に乗れるかを心配すると、夜も眠れなくなり、プラスして、職場の人間関係や仕事でのストレスも重なっていたので、電車に乗って職場にどんどん近づいてしまうのが、嫌でたまらなかったのを思い出します。

 

 

 

電車に乗ると息苦しさを感じたのは、気のせいとか寝不足だったかな、たまたま体調が悪かった、コンディションが悪かった、ということで片付けてしまい、それもうつ症状の原因の1つであるとは思いませんでした。

 

 

 

さらに、職場でのストレスや、適応できないことに対してのイライラなどが重なってしまい、電車に乗ると職場のことを思い出してしまうようになり、職場は行かなくてはいけない嫌なものということがインプットされてしまい、症状を悪化させてしまったのかと思います。

 

 

 

それからというもの、電車が嫌なものというのが抜け切れず、今でも電車に乗るのが恐怖に感じてしまっていることにつながっていると感じます。

 

 

 

電車に乗れなくても…

 

電車に乗らなくてはどこにも行けないと言う思い込みもあり、電車にも乗れない情けないダメな人間と思い込んで落ち込むことも多く、電車に乗れないのが辛くて恥ずかしいと思っていましたが、少しずつ電車に乗れなくても求人があること、近くで働いた方が何かと安心であること、電車に乗らなくても何とかなると考えられるようになったら、気持ちが楽になりました。

 

 

 

電車だけが全てじゃないということが分かり、電車に乗れなくなったことで、人生おしまいという、偏った考えにとらわれていたのが、少しずつほどけていきました。

 

 

 

電車に乗れるようになるまでは、まだまだ道のりは遠いですが、少しずつでも電車は悪いものではない、そして電車に乗れなくても何とかなると心にとどめて、心身の回復に努めたいと思います。

 

 

 

もともとは電車に乗って旅行したり、出かけるのが好きだったので、その時の楽しい気持ちを思い出せるようになりたいです。

 

 

 

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