「親代わり」だった祖母の死
私が鬱と診断されたのは、つい最近でした。
何もする気が起きないというのは基本ですが、食事も趣味もせず、無関心になって落ち込みます。
死にたいと口ずさむようになります。
祖母が亡くなったのが、クリスマスの夜でした。
親代わりだった存在だったので落ち込みました。
仕事にも集中出来なくなって、一日だけ早退しました。
あまりにも悲しかったのです。
心療内科には、以前から生まれつきの発達障害があるため通っていたので、診察を受け、周囲に分からない程度の鬱だと診断されました。
仕事を早退したのは一日だけで、後は普通に仕事してましたから、軽度の鬱だったんだと思います。
祖母の後追い自殺したくて、しょうがなくて泣いてばかりいましたし、祖母の他界を受け入れられないというか、祖母は90代前半まで長生きしてくれただけでも有難いと思うべきなのに、心の本音は別れたくなかったです。
主治医の先生と訪問看護さん
治療に関しては、以前から鬱予防に飲んでいた鬱にならない為の薬のみでしたし、新しく処方はされませんでした。
カウンセリングも無い病院ですので、主治医が上手に話を聞いてくれたので、何とか仕事しながら治療中です。
私の心の中でも波があって、祖母が亡くなる前から鬱になったり、元気になったり、鬱になったりですが、躁うつ病ではありませんでした。
私は怖がりなので、自殺する勇気もありませんし、リストカットも痛いとか思いますし、しませんでした。
訪問看護さんに以前から来ていただいているので、体調管理や話を聞いていただきました。
主治医からも、しばらく訪問看護に来てもらった方が良いと言われたので、毎週来ていただいて過ごしています。
一人暮らしせざるをえないので、悩みを聞いてもらえる人といえば、主治医か訪問看護さんぐらいです。
誰にでも悩みを聞いてもらえば良いというわけではない
しばらくして、趣味を楽しんだり、食事が美味しく感じるようになってきました。
笑ったり出来るようにもなりました。
まだ、鬱が治ったとは診断されていませんが、死にたいとか、やる気が無いとかは無くなりました。
友達はいますが、鬱とかだと困らすだけなので、専門家である主治医に相談して正解でした。
鬱に関しては、誰にでも悩みを聞いてもらえば良いというわけではないと思っています。
専門じゃない人だと、話が重くて負担だとか思われたり、かえって傷つく事もあります。
心療内科か精神科に行って、薬を貰って…
心療内科か精神科に行って、薬を貰って治療するのが治す近道だと思います。
私の場合、鬱になった時、鬱で料理する元気がないとか言ったら、友人に「ただの甘えだ!」とか言われて、死にたくなりました。
理解しない人もいるから、注意が必要です。
現代では鬱の理解も広まって、怠け者だとか甘えだとか言わない人も増えましたけど、理解無い人もまだまだいるのが現実です。
どうか、鬱に関しては、主治医に相談していただければ、安全だし未来も明るくなりますよ。
私は、なんとか元気に過ごしています。
皆様も、鬱が治ります様に願っています。